日本を訪れる海外からの観光客が増えるにつれて、ホテルやレストラン、そして自宅でも「日本らしさ」を感じられるインテリアが注目されるようになってきました。
今回は、そんな“日本らしいインテリア”をテーマに、私が実際に見て触れて「良いな」と感じたアイテムやスタイルをランキング形式でご紹介します。最後に、私自身が強くおすすめしたい特別なアートもご紹介しますので、ぜひ最後まで読んでいただけたら嬉しいです。
第5位:和紙照明 ― 柔らかな光で心を落ち着かせる

和のインテリアといえば、まず思い浮かぶのが「和紙照明」です。イサム・ノグチの《AKARI》シリーズは、世界中で愛されていて、美術館にも展示されるほど有名ですよね。
和紙を通した光は柔らかく、部屋全体を優しく包み込みます。私も実際に使ってみましたが、夜に灯すと不思議と気持ちが落ち着き、リラックスできるんです。
ただし、和紙はどうしても破れやすいので、日常生活で長く使うには少し注意が必要です。その点が残念なところですが、「和の雰囲気を簡単に取り入れたい」と思う方には手軽でおすすめです。
第4位:漆器のインテリア小物 ― 職人技が光るアクセント

次にご紹介したいのは、漆塗りのインテリア小物です。例えば、漆塗りの花器やトレーなどは、置くだけで空間に深みと高級感が出ます。
金沢や輪島などの漆器は海外の方からも「とてもエレガント」と人気で、ギフトとしても喜ばれることが多いです。
私自身が気に入っているポイントは、光の当たり方で漆の艶やかな表情が変わるところ。まさに“一点物”という感じがします。
一方で、漆器は取り扱いが少し難しく、傷がつきやすいという点はデメリットかもしれません。ですが、それを含めて「大切に育てる感覚」が日本らしい美意識に通じていると感じます。
第3位:組子細工 ― 繊細な影を楽しむデザイン

ホテルのロビーなどでもよく見かける「組子細工」。細い木を組み合わせて作られた幾何学模様は、光と影を美しく演出します。
私は京都の宿泊施設で実際に見て感動したのですが、昼と夜でまったく違う表情を見せてくれるんです。昼は自然光が模様を際立たせ、夜は間接照明と組み合わさって幻想的な雰囲気になります。
ただし、本格的な組子細工は価格が高く、気軽に手に入れるのは難しいという点がハードルかもしれません。それでも、「日本らしい繊細さ」を空間に加えたいと考える方には間違いなくおすすめです。
第2位:苔玉 ― 小さな自然を飾る楽しみ

日本のグリーンインテリアとして人気が高いのが「苔玉」です。丸いフォルムに植物が植えられ、手のひらサイズから大型まで幅広くあります。
私も過去に育てたことがありますが、水を含んだ苔の質感はとても心地よく、小さな自然を部屋に迎え入れたような感覚になります。
ただし、正直に言うと、手入れは決して楽ではありません。乾燥しやすい季節にはこまめな水やりが必要で、虫の発生リスクもあります。
それでも、インバウンド観光客からは「日本の自然を持ち帰りたい」という気持ちに応えるアイテムとして人気があり、空間に命を吹き込む存在感が魅力です。
第1位:再生された盆栽アート作品 ― WITHERSの提案

そして私が一番おすすめしたいのは、**「再生された枯れない盆栽アート作品」**です。
私が関わっている WITHERS というブランドでは、本物の枯れた盆栽や植物を特殊な保存技術で蘇らせ、アート作品として再構築しています。
例えば、
- 光を蓄えて夜に幻想的に光る《HIKARI BONSAI》
- 天然の香りを感じられる《AROMA BONSAI》
- 花と組み合わせた華やかな《FLOWER BONSAI》
など、伝統と革新を掛け合わせたシリーズを展開しています。
これらは水やりや手入れが一切不要で、虫の心配もありません。私自身、観葉植物を枯らしてしまった経験があるので「世話をしなくても美しい状態が続く」という点は本当にありがたいです。
また、高級ホテルのロビーやレストランでも導入いただいており、インバウンドのお客様からも「日本らしさと現代性が融合していて素敵」と高い評価をいただいています。
私が特に気に入っているのは、「時間の経過を美しく切り取るアート性」です。普通なら処分されてしまう枯れた植物に、新しい命を吹き込む。その思想自体が、持続可能であり、日本的な“余白の美”を感じさせてくれます。
もしご興味があれば、ぜひこちらから作品をご覧になってみてください。
👉 WITHERS公式ショップはこちら
まとめ
いかがでしたか?
「日本らしいインテリア」と一言で言っても、その表現方法は照明から小物、植物、そしてアート作品までさまざまです。
和紙の柔らかな光や、漆器の艶やかな深み、組子細工の繊細さ、苔玉の自然美――どれも魅力的ですが、私自身は「枯れない盆栽アート作品」に一番の可能性を感じています。
なぜなら、それは伝統と現代性を両立させ、かつ日常生活に無理なく取り入れられるからです。特に海外から日本を訪れる人々にとっては、「日本らしさ」を形にして持ち帰れる存在として、とても特別な体験になるのではないでしょうか。
あなたはどの“日本らしいインテリア”を部屋に取り入れてみたいですか?
ぜひご自身の暮らしに合うものを見つけて、心地よい空間づくりを楽しんでみてください。
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